(レザーではありません。着こなしの参考に)引用元:Pinterest
ディアスキン(鹿革)と言うとあまり聞きなれませんが、牛革と比べてなめらかで柔らかい肌触りを特徴としています。
また伸縮性もあり、体に優しく馴染む雰囲気が楽しめ、レザーファンの間では人気の高いアイテムです。
そんなディアスキンと相性がいいのがステンカラーコート。ビジネスシーンのアウターとしてだけでなく、大人びたカジュアルスタイルにもオススメなディアスキンのレザーコートのポイントについてご紹介します。
フォーマルな着こなし方
触感だけでなく、見た目にも優しい雰囲気に満ちているディアスキンのレザーコート。
フォーマルなシーンでも程よくエレガントに決まります。
しかもディアスキンなら一般的なステンカラーコートに比べて格段の華やかさがあるので、しっとりと落ち着いた質感ながら華やぎのあるシチュエーションにもぴったりです。
ただカジュアルな雰囲気が出過ぎてしまわないよう、カラーはブラックの1択です。
カジュアルな着こなし方
ステンカラーというとビジネスシーンを思い浮かべるという方がほとんどだと思いますが、しなやかな質感のディアスキン素材なら、カジュアルな雰囲気とも相性が抜群。
これひとつ羽織るだけで、どんなラフなスタイルにも大人っぽさが加わり、また見るからに高級感ある本革の質感でコーディネートを格上げしてくれます。
ただディアスキンは柔軟性があるため、とくにカジュアルに着こなすときには普段よりもワンサイズ小さめをチョイスすると、こなれ感のあるスッキリしたシルエットに仕上がります。
ネクタイをアクセントに
最近はカジュアルシーンでもネクタイをおしゃれに活用する方が増えてきました。
ディアスキンのステンカラーコートは、そんなネクタイを使ったカジュアルスタイルにぴったりのアイテムです。
例えばカジュアルな雰囲気のニットタイにカラーシャツを合わせて、そこへレザーコートを羽織るだけでも、ワンランク上のキレイめカジュアルコーデが仕上がります。
シンプルで手がかからない上、ビジネスな匂いもゼロ。ディアスキンのステンカラーコートを隠れ蓑に、いつもは使うのがはばかられる派手めのカラーを差すというおしゃれも楽しめます。
デニムと合わせてラフに
一般的なステンカラーコートは、トラッドな印象が強すぎて、デニムとの相性は良くないとされています。
その理由のひとつが、肩のデザインにあります。
通常、ステンカラーコートは動きやすさを重視したラグラン袖になっていて、これがデニムのカジュアルな風合いとミスマッチな印象に。
そこで、ステンカラーのデザインで、肩位置のはっきりしたセットインスリーブのものをチョイスしてみましょう。
適度に肩幅が出て、よりマニッシュで男らしい雰囲気で着こなせます。
スーツと、渋く合わせる
ステンカラーコートはビジネスシーンの定番アウターだけあって、ネクタイ&シャツスタイルに合わせるのも素敵です。
ディアスキンのレザーコートなら、トラッドなのに適度な遊び心があるから、周囲と差をつけることも可能。
みんなと同じコートではつまらないという方に特にオススメです。
また、レザーならではの質感をカジュアルに楽しむなら、フロントを開け放してさらっと羽織るのもいいですね。
おわりに
ディアスキンは、柔軟性のあるエレガントなレザーです。
高級感のある質感は、アウターとして使うのにも最適。
でも、表面がきめ細かく繊細なので、本当に良質なものでなければ傷みが出やすくなります。
品質の高い本革で、丁寧に仕立てられたレザーコートを選ぶようにしましょう。